1000年を超えて愛され続けてきた、アレッポの石鹸。
アレッポの石鹸が作られるシリアは、地中海沿岸に位置し、石鹸の原料となるオリーブオイルと、ローレル(月桂樹)オイルの原産地でもあります。西に地中海、東に砂漠の広がるシリアのアレッポでは、古くから石鹸が作られてきました。今から約1000年前、シルクロードと地中海を結ぶ交易地としてアレッポが賑わい、特産品である石鹸が人気を博し、アラブ・イスラム圏、そしてヨーロッパへと石鹸が広がっていきました。この石鹸作りのノウハウがヨーロッパに伝わり、フランスのマルセイユ石鹸が生まれます。
「アレッポの石鹸」は、オリーブの収穫が終わった後の12月に、1年に1度だけ作られます。昔ながらの伝統的手法で、オリーブオイルとローレルオイルを3昼夜釜で焚き、ひとつひとつ積み上げられ、シリアの乾燥した空気のもとで、ゆっくりと熟成されます。最初は緑色だった表面が徐々にアメ色に変わっていき、1~2年の熟成期間を経ます。もちろん、添加物や香料は一切使われていません。
「アレッポの石鹸 ノーマルタイプ」はオリーブオイルをふんだんに使用した石鹸です。オリーブオイルとローレルオイルの使用比率は90:10。オリーブオイルは人の肌とよく似た組成をもつオレイン酸を多く含んでいます。そのため、汚れを落としつつも脂肪酸を補うので、洗い上がりのお肌に自然な潤いを残します。また、天然保湿成分のスクワレンやビタミンEも含んでいますので、デリケートな肌の方におすすめです。全身洗いだけでなく、洗顔にもご利用いただけます。環境にもやさしい天然の成分なので、赤ちゃんからご年配の方まで、ご家族みなさまでご愛用下さい。
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